葬儀関連用語ア行(3)

葬儀関連用語ア行の続きです。
永代供養とは、もともとは子孫代々、先祖の供養を受け継ぎ脈々と行っていくことを指していました。現在では上記の意味に加えて、広告などで見かけるように寺院や葬儀関係業者の宣伝文句として使われることが多くなっています。この場合の「永代」は「永遠」を指すのではなく、実際にはある程度の期間を指している場合が多いので契約の際には、どのくらいの間供養をしてもらえるのかを確認しないと後日トラブルになる場合もあるので注意が必要です。
回向とは、仏教における考え方の一つで、自分が行った善行が他に向かって回らされていくことをいいます。簡単に言うと、自分のしたよいことを相手に与えるということになると思われます。これは、大乗仏教の教えの特徴の一つとされます。
エンゼルケアとは、もともと病院で医療従事者が行う死後処置を意味し、最後の介護ないし、最後の看護ともよばれます。現在では、エンゼルメイク(死化粧)なども含め、エンゼルケアと使う場合もあります。また、医療従事者以外の業者がエンゼルケアというサービス名を打ち出している例も見受けられます。
エンバーミングとは、欧米で行われてきた遺体の保存技法をいい、日本語に訳すると死体防腐処理などということができます。欧米ではエンバーマーと呼ばれる専門的な技術者・医療関係者によって行われることが多いとされます。日本においては、死後三日以内に火葬にされる場合が多く、ご遺体を長期保存する必要がないので、エンバーミングが一般的になっているとはいえないと思われます。
往生とは、大乗仏教の考え方の中での成仏の方法の一つです。もともとは仏になるという意味で用いられていましたが、一般的に極楽へ行くことを指す場合が多いと言えます。
置字とは、焉や乎など漢文を訓読する際に読まない文字のことを指します。漢文で書かれた経典を読む際に必要となる知識でしょう。
踊り念仏とは、楽器を打ち鳴らしながら踊ることで空也や一遍が行ったのが有名とされます。もともとは念仏を唱えながら踊るとされていましたが、時代を経るに連れてより簡易に踊ることがメインになってきました。
御布施とは、仏教においては、感謝の意味を仏などに伝えるために供出する金銭のことをいいます。葬儀の際に戒名を付けてもらう場合にまとまった額のお布施を寺院・僧職に支払う場合が多いです。

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